FlutterのバージョンをFVMを使わず管理する

はじめに

Flutter で過去に作成したアプリを久しぶりに修正更新することになった
いざ修正ビルドしてみるとパッケージ側のビルドでエラーになり、そのパッケージが2年前に更新終了していて現在のFlutterのバージョンに対応していない
そこで、Flutter バージョンをダウンしてビルドできるようにすることした

バージョンダウン方法

使ったことがない FVM という管理ツールがあるらしいが、Flutter での開発は停滞気味なので、そこまで管理するつもりもない

下記サイトを参考に、Git の checkout を使って Flutter 3.3.10 へバージョンダウンする

https://qiita.com/rikosu/items/96c9e843862b221f0780
Flutterのバージョンを切り替える方法 ( git checkout )

Flutter v3.3.10 へ

変更前に現在の Flutter バージョンを確認、記憶しておく

Flutter がインストールされているフォルダで、

git checkout 3.3.10

例)

C:\Devs\flutter>git checkout 3.3.10

バージョンを確認

バージョンが変更されたか確認に、バージョンチェックする

flutter –version

例)

C:\Devs\flutter>flutter --version

バージョン確認のつもりでも裏で環境構築が始まり、対応する Dart SDK がダウンロードされる
数秒から数十秒かかり、バージョン確認ができる

有効なバージョン確認

checkout に指定するバージョン番号は下記サイトの情報を参考にする
https://docs.flutter.dev/release/archive
Stable channel (Windows)

または、git コマンドでリスト出力する

git tag -l

例)

C:\Devs\flutter>git tag -l

まとめ

Git コマンドによるバージョン変更で目的は達成できた
実際の運用で時たま、一時的にバージョンダウンする運用方法で十分なので FVM を使うまでもない
バージョン切り替え毎に、DartSDK ダウンロードなど余計な動作が発生するが、切り替え頻度で考えると全く問題ない

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